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018.電脳 2008.05.19

電脳コイル wiki(最近思うのだが・・純粋に物語を楽しみたい人は、wikiは読まないほうがいい)

攻殻機動隊


近日の話だが・・電脳コイルという、NHKの子供向けアニメを見た
見たきっかけは、小説版を読んだことがきっかけだ。
テレビは、イメージを吸収しやすい。しかし、読み込みに時間がかかり、人間の細かい心理描写が十分に得られない。そういう理由から、どちらかというと、テレビのほうは好みではない。
小説をテレビなどに映像化したものは、小説の原作者のイメージではなく、ドラマの監督者のイメージなのである。だから、同じ題名だとしても、一つの別世界だろう。ドラマと小説の二つがあるのなら、小説を先に読むほうが面白いと思う。

ジブリっぽい自然な人間の動きに、攻殻機動隊のようなサイバーな要素。
監督が、両作品に関連している様子。
特に、攻殻にちょいとハマっていた人なら、楽しめると思う。暗号使い、古式、とか・・なかなかいいです。

で、ナニがいいたいのかというと、高機能なネットワークと、高機能なインターフェースについてである

その昔、ウルトラ警備隊とかが、腕時計で話をしたり、鉄人28号をリモコンで動かしていた。映画では、腕時計のテレビ電話なんてあった。
あんなの無理だよなって、当時の技術者は思ったに違いない。小型化とか、電池の持ちとか・・リアル面で。
しかし、今では実行可能になっている。
腕時計ではないが、携帯ではテレビ電話が実現している。
アシモのコントロールがパソコンで可能かは不明だが、ノートパソコンで無線LANで指示を出せそうな感じがする。

電脳コイルには、電脳メガネってインターフェイスが登場している。視界の中に仮想画像や、仮想キーボードを映し出すことが出来、手振りや、言葉で入力ができる。腕のジェスチャーで電話もできる。常にネットと接続されていて、町の風景と、ネットでの町が一体化されている。そこには、電脳ペットも生きている。

攻殻では、脳をナノマシン等で直接電脳化している。魂が入っているか否かまで、人間に近いものを作れる世界。これは、ちょいと壮大で実現が難しそうだ。それに対し、電脳コイルの電脳メガネは、高速の無線ネット環境と、ブレイクスルーしたマンマシンインターフェースが登場すれば、現実になってしまう。

しかし、マンマシンインターフェースってのは、とても難しい。
キーボード、マウス、ファミコンのコントローラーが出現して、10年以上になるにもかからわず、根本的に大きく進化したコントローラーは出現していない。
言葉を手を使わずに伝達&受信できるようになれば、おもしろくなるんじゃないだろうか?
バイクとか運転自体が全く変わってしまうかもしれない・・。
ネタバレになるからあまり書けないが、電脳コイルでは、そういう世界ならではの問題点も描かれている。

あと、CBR1100XX ブラックバードがでてます(笑)

追記1 この作品に関しては、小説が後で書き出されたものとなっています。
追記2 電脳コイルの世界でも一般人は、キーボードや音声を使ってコミュニケーションしています

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