左がすでに所有しているラフアンドロードの防水タイプのリヤシートバッグである。
防水機構はかなり便利である。しかし、防水機構ゆえに、妙に重たく、思ったよりモノが入らないのである。
右が今回購入してきたＭＯＴＯＦＩＺＺのリヤシートバッグの大きいほうである。
大きさは大体一緒。
銀翼に積載チェックはまだ行っていない。早とちりして購入しないようにしてください（笑）
銀翼の弱点の一つにリヤシートの積載性の悪さがある。
タンデムの居住性を重視していることが、積載性をスポイルしている。
１．シートが前傾に傾いていて荷物が前に傾く ＞ 後ろに滑りにくく座りやすい
２．シートがお尻を包み込む形状になっており、シートの前後寸法が短い。特に真四角の物体を載せることができない。 ＞ ケツがフィットする
タンデムにはいいのだが、ソロで走る自分としては、気に入らないシートなのである。
ヤマハ系は荷物積載を考えているのか、結構平面なんだけどね。
お気に入りポイント１
マットが標準で固定できる。これは、いい！
両サイドを開いてモノを取り出せるようになっている。
天井にも標準でゴムヒモが取り付けてある。暑くなって脱いだ上着を簡単に縛り付けることができる
写真では判りにくいが、開いた扉にメッシュのポケットがついている。ツーリングマップルを入れるのに丁度いい。
荷崩れ防止にこんなヒモがある。良く考えてある。
当然、上も開く
チャックを動作すると、横方向に10センチずつ広げることができる。
ちょっと見えにくいが、写真下端、車体で言うとリヤ側に、カバンの取っ手がついている
なんでこんなところに？っと一瞬思う。しかし、運んでみて納得。このバッグは、上方向に膨らむ構造の為、上に取っ手をつけると運びにくいのである。
実際、荷物満載で取っ手を持ってみた。持ちやすかった。
上部の表カバーをあけると、内部とは連結していない荷室が一つある。
中の荷物をいじらず、マットを取り外さず、荷物を追加できる。
良く考えて有るなぁ・・
右側にはペットボトルと、小物を入れるバッグ。
左側は、分離可能な小さなバッグがある。ちょっとピンボケだ
小さなバッグの中もミニメッシュポケットがある。最初は無駄なものかなと思っていたが、結構いいかもしれない。
うーむ、カバンとしては、かなり満足。1.5万したが、それなりに価値はあると思う。
荷物をコンパクトにまとめられる人なら、これだけで十分容量は足りる。とにかく増え量が大きい。
これにサイドバッグやタンクバッグをつければ、普通のバイクで十分キャンプツーリング可能だなぁ・・。
って、昔は普通のバイクでツーリングしてたもんなぁ・・。
これは最大サイズだが、もう一回り小さいサイズもある。
個人的には、黄色系の明るいカラーのラインナップが欲しいかな。まあ、青、赤ってのは、無難な色だけど。
問題は、荷物満載時に銀翼に乗っけられるかってことである。
シート形状からして、背中にのしかかってくる気がするのである。
（説明書を読んでいたら、前倒し防止用に一本ベルトが付属しているようだ）
昔、マジェでもＭＯＴＯＦＩＺＺの同じようなバッグを使っていた。昔の写真を取り出してみた。
当時はこんなに多機能ではなく、横に膨らむだけのシンプルなものだったと記憶している。
最後は絶版になってしまい、仕方なく破れたのを使っていたなぁ・・