03.ストーブは、ガソリン?ガス?まず実験だ! 2003.10.18

普通の人は、ストーブと聞くと、暖房のストーブを想像するだろう
キャンプ用品では、加熱調理器具、いわゆるコンロを指すのです

燃料の種類がいくつかあり、特徴もあります。

ガソリ ン
寒くても安定した出力
ハイパワーなのもある(笑)
パワー安定まで時間がかかる
結構手間
赤ガス(バイクのガソリン)が使える

 

ガス
カセットコンロガスと、キャンプ用ガスの二種類がある
お手軽
寒いとパワーが出ない。パワーが出るガスがある
カセットコンロのガスを使うと安い

 

まあ、とりあえず、持っているものを使ってテストしてみました

 


外でやろうかなーと思いましたが・・・
あまりにも怪しいのでやめました(笑)

 

 

 

 


オプチマス君 8Rです


ぱこっと開いて準備完了・・・ココからが長い

 

 


バイクからガソリンを抜いて・・・
なかなか抜けにくく、苦労。
口ですっていたが、体に悪いので、シャンプーのポンプを使用した
においが嫌な感じ

 


このストーブは、プレヒート(予熱)が必要です
ノズルが温まり、燃料パイプに熱を伝達。
パイプ内の燃料がその熱で気化します。
一度燃え出すと、サイクルが完成します。

ガソリンを染み込ませたちり紙を小皿に入れます
久しぶりなので、ムッチャドキドキする

 

 


予熱点火!
家ではやめましょう(笑)
外でやるつもりでしたが、通報されそうなので止めました

 


温まったころあいを見て、バルブを開き、点火します
しゅごごごごと、すごい音がします
同期していないラジオの音のようです。
だんだんとパワーが上がってくるので、いい感じです
例えるならば、お祭りの熱狂です。
面倒ですが、愛好者が多いらしいです。納得です

 


沸騰!
約8分ぐらい 遅い(笑)

 

 

弱火と最大火力

タンクをチェックしました、ふたを開けるとボコボコ沸騰してます。すぐ開けると危険ですよ。
600ccのお湯を10回ぐらい沸かせるのではないのでしょうか?

弱点ですが、行程が面倒なこと、あと、ガソリンのにおいが気持ち悪くなります。
どうしても手とかに付着してしまうのです
換気していましたが、気持ち悪くなりました。野外専用ですね

 

 

 


SOTO(新富士ガス) Gzストーブです

 

 

新品は綺麗です
組み立ては30秒ぐらい。
よく出来た形だと思います。安定感は、抜群
カゼにもかなり強い



600cc 湯沸しテスト 5−6分ぐらいでした

 

 

 


出力最大

欠点は、小型化の為にバーナーが小さいことです
すこし、効率が犠牲になっています
満遍なく暖めることが出来ません

あと、ガスを使用していくと容器が冷えてきます。
こうなると、気化が弱くなり、出力低下になります
低温でも気化するガス、もしくは、容器を暖めてやる必要があるのです

カセットコンロでは、燃焼の熱を銅版を用いて、タンクに伝達しているシステムがあります
3000カロリー以上のコンロです。
爆発しない程度(笑)にほんのり人肌へ暖かくしてやる小道具を作れないか、考えています

缶のゴミが出てくるので、嫌っているキャンパーが多いようです

 


小型カセットコンロをテスト

 


4分!ノズルがでかいからだろうなぁ・・・
早い!
でっかいので持ち運びに不便です
こいつも、ガスタンク暖めシステムはついていないので、気温低下に弱いです
あと、カゼにはぜーんぜんだめです。

 


オマケ


誰からか、アルコールを燃やして長期キャンプしていたと聞いたことがありました
研究用などの缶だとすごく安いそうです
器に入れて燃やすだけとか・・・


燃えました
10分テストしましたが、少ししか温まりませんでした
燃焼容器に工夫が必要なようです

コーヒーもアルコールで沸かしますからね
十分実用になるかも!
コッヘルに入れて火をつけるだけで、お湯が沸かせるかもしれません。
非常時には、どうぞ


ガソリンとと異なり、ゆっくり燃えていくので、落ち着いた雰囲気です
そういえば、理科の実験でアルコールランプってあったよなぁ・・・

空き缶アルコールストーブには、まだまだ研究の余地がありそうです
何せ燃焼器具が手作りなので、安いです
いかに燃やすかの研究にはまるかも(笑)
いい形状があったら教えてください

恐らく、オプチマスでアルコール燃焼可能かも、
ヒマだったらテストしてみます 。

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