011.エンスト対策、キャブ清掃してみた 2005.08.26
カブ、エンジンがかからなかったのである。
先日、適当にアイドリングを触ったら、動き出した。
実は、売り飛ばしてアドレス125でも買おうと思い、バイク屋へ乗って行ったのである。
しかし、下取りは無いような雰囲気だった(笑)
おまけに、道の真ん中でエンジン停止・・・・・パーシャルにするとダメらしい・・・
軽いからサササーっと路肩に逃げる。
ヒイヒイと苦労して、家に帰ったのである。
普通ならここで処分するのであるが、逆にメラメラと火がついてきたのである。
ってことで、キャブがどうも怪しい。
会社で車に詳しい人に聞くと、結構簡単ダヨってことだ。手伝ってやろうか?
ってことで、一発やってみることにした。
会社の広い駐車場で整備するためにエンジンをかける・・・かからない(笑)
携帯で会社の人に連絡。取り合えず、自力でやってみますと伝えた。
カバーをはずしました。
結構早いっす。
エンジン
プラグコードに、イリジウム入ってます。すごい!
私は、こういうのはあんまり気にしないタイプ(笑)
エアクリーナーです。どうやってはずすのか見当がつかない。
どうやら、キャブとの接合部をはずさないと、外れないようだ。
ちょっと整備性悪いっすね。
はずしました。
アクセルワイヤーに引っ付いているニードル
ふーん、これがスコスコ動いているんだね。ちょっと減っているから交換してもいいかもしれない。
キャブをパコっとはずします。
紙のパッキンが外れたけど、あまり気にせず。
なんか、あっけないなぁ・・・
キャブの下にフィルターがついています。
キレイです。
この時点ですこしいやな予感がしてきました。
キャブのフロート
トイレの水タンクと同じ目的です。キャブ内の液面を一定に保ちます。
真ん中に見えるのがメインジェットってやつですか。
写っていませんが、髪の毛ほどの小さな穴が側面に開いています。
目視では、詰まりは認識されず・・・一応、556でスプレー
中身はキレイでした・・・
このころに会社の車に詳しい人到着。
とりあえず組んで見ることに。
手馴れたもんで、組み付けるのはあっという間でした。
で・・・エンジンはかかりません。
アイドリングの横のエアスクリューを規定値の1と4分の1に。アイドリングをクルクル触りながらキックキック・・・
ダメ。前とおんなじです。
キャブの中は汚れていなかったことだけは、この時点で判明しました(笑)
エアスクリューをもっとダイナミックに開けてみたらとのアドバイスを頂き、試してみると・・・
かかりました! やったー!
規定値ってあんまり参考にならないのか・・・
あんまり動かすとダメだと思ってほんの少しずつしか動かしていませんでした。規定値からずれているということは、何かおかしいのかもしれませんね。
こんど、エンジンがかからないときは、むやみにキックせず、こいつを調整してやればいいってことだな。
キャブの構造が思ったより簡単でビックリ。
ツマミで調整できる部分ってのが、エアスクリューとアイドリングだけなんですよね。これは、少し衝撃的でした。
純正エンジンで調子が悪いのなら、内部の清掃や確認をして、この辺を調整してやればいいわけだ・・・
結構シンプルなんだ。
勿論、メインジェットなどを変更し始めると難しそうですね。データー取って追い込んでいくのが楽しそうって想像できちゃうのが不思議。それは、仕事柄かな(笑)
小さいバイクをいじって楽しんでいる人の気分が少し理解できた。
シンプルな構造で整備しやすい安いバイクが欲しくなってきたなぁ!
今度、迷惑にならない場所で、空ぶかしして、調整して遊んでみます。