23.ちっちゃいの 2004.12.19 

最近、気になるのが小さいマシンである。

確かに銀翼等のビッグスクーター(もっといい呼び方は無いのだろうか?)は、ものすごい移動力を与えてくれる。
最大の利点は、高速の長距離移動を楽にこなせることだ。120巡航2時間で、200キロ移動が比較的簡単にできてしまう。
元気な人であれば、500キロ移動も可能。これ、パワーがなかったり、普通の風防の無いバイクだと結構辛い。辛い系のバイクでは、気がつくと90キロぐらいで巡航していたりする。銀翼の場合は、道路の条件がよければ、簡単に150巡航で移動してしまうほどだ。流石に厳しい条件では、大排気量ツアラーの本領発揮。でも、日本では免許がやばいからなぁ・・・普通に巡航するなら、銀翼程度の運動性能で十分用が足りるというわけだ。

ってことで、銀翼とお金があれば、片道200キロのツーリング、四国から大阪日帰りは、不可能ではない。
ただ、いくら自由にできる金がある程度有るといっても、そんなに金が無い。それに近場でも結構おもしろい場所がある。

うどん屋めぐりとか、山道をちょいと散策する場合、銀翼でも少々もてあます場面がある。狭い山道はごまかしが効かないので慎重に走る必要もあるし、駐車場所も多少気を使うサイズになる。まあなんとかなる。こういった散策が気楽にできるギリギリ使える大きさってのが銀翼の良さだと思う。(だから銀翼より重たくなってしまうスカブには、イマイチ乗り気ではない)

しかし、やはり小さい奴の軽快に走る楽しさには勝てないなと思う次第である。一般道主体のツーリングでは、細い山道をテケテケと走り、うどん屋の近所にポンと止められる小さい奴が欲しくなってくる。砂利で滑って足でキックして立ちなおせるのは、250までだと思う。銀翼でも何度かやったが、足が壊れそうになる。最近は、無理せず転がすようにしている。結構壊れない(笑)

あとは、燃費
そんなに貧乏ではないが、燃費が悪いのは許せない。暇つぶしに200キロ走る。リッター20キロ走ると1000円。リッター30キロ走ると700円。まあ、あんまりセコイことも言いたくは無いが、走り回る人間にとっては燃費がいいほうがいいに決まっている。 300円有ればうどん食えるじゃないか。幸せのコスト計算ってやつだ。まあ、お金がある人には関係ない話だ


まあ、銀翼はお金があんまりかからないいい奴である。大型バイクのタイヤ代なんて、一本2万円。それが8000キロ持たないのもあるらしい。(笑) ちっちゃい奴の最大の利点は、フェリー代が安いこと。これはでかい。気楽に海を渡って楽しめそうだ。
四国は思ったより海のプレッシャーってのが強い。しまなみ海道もびゅーっと渡れる。島の探検も楽しめる。また、違った風景が見れるのではないか? ってことで、ムクムクと物欲がわいてくる今日この頃なのである。

シグナス125、平地で90キロ出て、燃費が30前後らしい。
フォルも100キロぐらい出て、30ぐらい走るらしい・・・
など調査してしまった。
こういうのに戻ろうか・・・と考えている今日この頃。

もし購入しちゃうと、バカみたいに乗ってしまうのは目に見えている(笑)
だから、一つの区切りとして、銀翼10万キロまで買わない

 

排気量の幻想

一度はだれもがとりつかれる排気量の幻想がある。
もちろん、大きいほうが速くて大きな力を得られる。楽に高速500キロ級の移動が出来る。たしかに、いい。欲しい(笑)

ただ、ツーリングはそれがすべてじゃないってことがある。 大きいのでは楽しめないエリアがある。
銀翼などの大きいスクーターでいいところは、守備範囲が広いことだろう。町でオキラクに乗れるし、高速も比較的ラクチンに移動できる。

ホームページを開いて、いろいろ研究?してわかったことは、50、125、250、400、600、1000オーバー、それぞれ楽しめる領域があるってこと。

以前にもまとめたような気がするけど、表にした。独断と偏見なので、車種ごとに誤差は有るかもしれない。

  楽しめる範囲 ゼニ(笑)

町の取り回し

30キロぐらいしか出ない
狭い砂の浮いた峠
80オーバー
広いワインディング
高速
125 スクーター 30-90キロ ◎◎ ◎◎ × ×
250 スクーター 60-110
400 スクーター 60-140
600 スクーター 60-160
1000overツアラー 80-200 × ×起こせない(笑) ◎◎

小排気量のスクーターと大型ツアラーの組み合わせが万全?現実には、 なかなか、そうはいかん(笑)

125は、ある意味究極のツアラー
コストパフォーマンスでは250は、ベストチョイス フォルZなら結構ストレスが無い
最低限の高速快適性能は400が所有している
町乗りも比較的快適で余裕の高速性能を持つ600(^。^)
1000オーバーの極上の高速巡航性能

最後は結局自分のツーリングのスタイルに合わなければ、どんなバイクでもダメってことだな・・・
皆さんのいろんな話や、短時間の試乗で想像は出来る
でも、 最後は、一年たっぷりと付き合ってみないとわからないだろう。
そこが最大の悩みでも有り、楽しみだと思う

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