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46.TMAX逆車とスカブ 　　　ご協力　ポチさん 2007.04.15

あらすじ
高知にモーニングを食べに行った際、ちょっと試乗させていただきました
銀翼、スカブと乗り継いできて、やはりＴＭＡＸが気になります


高知の道の駅で待ち合わせ

銀色だと思ったら、ちょっと金色が混ざっているんですね。





インジェクションのＴＭＡＸ　逆輸入　ＡＢＳ仕様です



場所は、Ｒ３２　３桁高速ワインディングです


ミラー
視点移動は、スカブより少ないです
小さいですね。




パーキングブレーキ
使いやすいです。

ＴＭＡＸのメーターは逆光が入りやすいですね・・
変速機構の考察

やはり、機械式には機械式の利点があるようです。
変速の特性が滑らかで、違和感が無く全開にしやすい。
後でも述べますが、スカブの変速は融通が利く代わりに、違和感が残ります。

絶対的なパワーでは、スカブが上なのですが、軽量さと滑らかな変速で、厳しい路面ではＴＭＡＸが有利だと思います。
特に、軽いのはいいです。


ハンドリング
ＴＭＡＸのフロントの自然な曲がり方が印象的でした。すーっと曲がっていきます。
スカブも結構曲がるのですが、腰の重心を積極的に制御してやる必要があります。
それはそれで、楽しく走れるのですが、ＴＭＡＸから乗り換えると少し違和感を感じました。

変速制御
ＴＭＡＸの変速制御を観察してみました。
ゆっくりアクセルをあけると　３０００ぐらいから上昇
ハーフアクセルでは　４０００回転ぐらい
大きく開けると　５０００回転まで早く回転数が上昇し、あとはゆっくりと上昇

アクセルをゆるめると　５０００回転程度から、一気に３０００回転に落ちます
その後にアクセルを開けると、３０００ぐらいからジワジワと上昇していきます。
特にギクシャクがない。滑らかな変速です。

アクセルを緩めたとき　１速シフトアップ
アクセルを開けたとき　２速シフトダウン
バイクで言うと、こういう動作をしているような感じです。
この一連の動作が、すばやくて滑らか。

電子制御による変速は、一見万能そうに思えます。
しかし、違和感無く超高速に滑らかに変速させることは、残念ながら、現在のところ、無理なようです。
スカブでは、どうしても変速ショックが発生してしまうときが有ります。
峠に関しては、機械式もいいなと再確認した次第です。


スカブの電子制御変速のいいろころもあります。
極端な領域を制御できることです。
６０キロ２０００回転の　クラッチがつながった直後の回転数で巡航
高回転のパワーバンドをキープしたままの加速
機械式には、できない芸当です。

スカブのパワーモードをポチさんに試してもらいました
なかなか面白かったようで、印象に残ったようでした

ポチさんのスカブに対する印象は・・
・タイヤが新品で曲がりやすい（２０００キロです）
・風のプロテクションが良く、速度感覚がわかりにくい。気がついたら３桁でびっくり。こりゃ捕まるなぁ・・
・パワーモードには厚みがあって面白い
・高速が楽そう




まとめ
ＴＭＡＸ面白いですね
・軽さによる基本的な運動性能の高さ
・ナチュラルなハンドリング、
・違和感の少ない変速機
うまく組み合わさっています。
平坦な状況ではあまりわかりにくいのですが、厳しい状況でよさが見えてきます

電子制御に乗って始めて判る、機械式のよさも実感しました。
銀翼も新ためて乗ると面白さが見えてくるかも・・

最近は、先入観で決めてしまうことが一番危険だと思ってます。
やはり、バイクは自分で乗ってみないとわからないなと。

試乗会で１０分ぐらいクルクル回って、このあたりのことを見極めることは難しいかもしれません。
そういう意味では、ポチさんには感謝したいと思います。
ありがとうございました。

あと、ヤマハさんは、妻子もちのオヤヂ向け（まあ、子供はいなくても親はいるでしょう）にＡＢＳ付ＴＭＡＸを国内販売してほしい。
海外仕様にＡＢＳあって、国内で出さないってのは、ちょっとおかしいんじゃないかって思うんです。
ＡＢＳは、実際に役に立たないのかなぁ・・・レプリカは着いていませんから。
出さない理由ってのを知りたいですね。
海外仕様も輸入されなくなったようですから

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