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41.ハーレーダビットソン883R 2006.05/29

ご協力 RONさん、まやこさん

ハーレーダビットソンのXL883のページ 
中年おじさんのバイクライフ RONさんのページ 883R納車詳細記事は必見

あらすじ
全国ちょこっと集合のおまけでカメハチを食べに行きました。 その時の記事
その際に、RONさんが奥さんのハーレーに乗って来られました。
もしよかったらどうですか?とのことなので、ご好意に甘えさせていただきました。


カメハチ前にて



独特の存在感があります


ハンドルをアップタイプ
シングルシート
ローダウンサスを入れてカスタマイズされています

CB1000と並んでも迫力負けしないものがありますね。




キーです


独特の合理的な美しさを感じます。
メンテナンスはやりやすそうですね。
シート下の金色のキャップ。これは、オイルタンクです。プッシュするとキャップが飛び出して、ひねると開けることができます。


駆動はベルト式 チェーンのように注油や調整不要です。
他のバイクは、なんでこれにしないんでしょう?


金具はサイドバッグ用の支えです。


ランプです。


面白いのは、コレ
アクセルの下につまみがついています。コレを親指で閉めこんでいくとアクセルが戻りにくくなります。
つまり、クルージングの時に楽になります。
かなり閉めこんでも、グリップを押すとアクセルは戻ります。
広大な土地を流して走るアメリカ人らしい装備ですね。

ちなみに、公道では借り物と言うことも有って、試しませんでした。ガラガラの道で試してみたいですね。

ウィンカーが独特です。右ボタンを押して、右ウインカー。もう一度右を押すとウィンカー解除です。
メーターにウィンカー動作表示ランプが有るのですが、日中では少し見えにくかったかな。
まあ、慣れると普通に使えます。


ハンドルのパイプが国産車と異なります。

さて、走行の感想

質感
日本とはまた違った方向性の独特の質感がある。なかなか、いい感じで好感が持てる。

エンジン
騒音規制でスポイルされているのか、乗りやすくしているのか、想像よりパルス感が少なく、トルクの出方が滑らかで乗りやすかった。
もうちょっとドコドコと振動が来るかなと思ったが、心地よい程度の振動。

ビッグツインなので、ビュンビュンとは回らない。しかし、トルクは全体的に太く、100キロぐらいまでは結構簡単に加速してくれる。

おいしいところ
40-60ぐらいでトップギヤでトコトコトコと流していると、すごく楽しい。アクセルを緩めてもエンブレがほとんどないので、ゆったりとクルーズできる。
こういう感触、ATでも表現してほしいなぁと強く思う。

ブレーキ
すごく効きません。強く握ればギューッと効くのだろうか?
勿論、普通の流れで走る限りでは十分に効きはあります。

緩やかにブレーキが作動するので、あまり飛ばす気がおきません。こういう味付けなのかもしれません。

高速道路
名阪国道を走らせてもらいました。
胸への風圧が強く、気がつくと80キロで巡航していました。
高速の長距離はちょっと苦手なようです。まあ、風圧の問題に関しては、ネイキッドのバイクだとどれでも同じです。

コーナー
サスがショートで、ローシートなので、本来のコーナーの曲がり具合は、チョット判りませんでした。
ノーマルの味付けは、どんな風味なのでしょうか?ショートサスだと、ちょっとはねちゃうので、ぐっと沈み込ませるのができませんでした。
まだまだ乗り足りないせいかもしれません。

総括
私がイメージしていたハーレーより非常に質感が高いのでビックリしました。
高速はちょいと苦手ですが、法定速度+アルファー程度で流すのが好きな人にはいいバイクだと思います。
マフラーを変えて、もっとVツインを感じたい気分になりました。

試乗させていただきありがとうございました!



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