19.マジェスティ400(国内仕様) 2005.03.26
高知のポチさんのご好意でちょいと試乗させてもらいました。ありがとうございました。
ヤマハらしいスマートなデザインに好感が持てます
ステップは鉄板仕様
ドレスアップ目的ではなく、土を歩いた後にバイクに乗ることが多いからとのこと。
ゴムだと土で変色してしまうそうです。
自分の銀翼を見て納得。
質感があるのでイイデスネ。
パーキングのレバーを使用すると、リヤブレーキの握りしろが変化するのであまり使わないとのこと。
パーキング一体型もブレーキもちょっとだけ弱点があるようだ・・。
タンデムクラブバー
取り付けた目的はタンデムではなく、荷物積載に便利だからとのこと。
コレも納得(笑)
スクーターは、後席シート前方にフックを引っ掛けるところが無いんですよね。
シート表皮は質感あり。しかし、砂のゴミなどが隙間に入り、掃除がちょっと大変。
ツルツルのほうが掃除が簡単でいいなーとのこと・・・。 なるほど・・・
センター立てた写真を取っておけばよかったかな。
銀翼の縦長感とは対照的な、どっしり感のあるデザイン。
ランプは、LED
デザインは、好きですね。
マフラーカバーの質感、非常にいいですね。
サイドのラインも綺麗です。
フロントポケット。
通勤で使用するため、フロントにカッパが入ることがスクーター購入の条件とのこと。
タバコがカタログみたいに綺麗にハマッてます。
リモコンキーで、メットインオープン、セキュリティ、キーロックカバーOPENが出来ます。
使い勝手良好。
エンジンをかけたままでも、リモコンを使用してメットインをオープンできます。これはいいと思う人いると思います。
TMAX、銀翼は一度エンジン切らないと開けられませんから。
メットイン
シートの股間部分のふくらみと、ヘルメットのふくらみをうまく組み合わせてます。
コレだけ入ればOKですねー
荷室が分離しているので、使いやすそうです。
銀翼だと荷物が散乱するので、ヘルメットを入れようとするたびに、ゴソゴソする必要があります。
シャープなデザインと、手の防風を両立させています。
フォルツァでも同様のテクニック?使っていますね。今の流行のデザイン手法?
メーターの角度が悪く、日光が映り込みます。
気温表示もできるそうですが・・・
赤い矢印の部分に砂などのゴミが入ると、掃除が大変だとのこと。確かに、苦労しそうです。
加速動画
残念ながら、完全な平地ではなく、チョイ上り坂。
80キロからの加速に着目。綺麗に加速していきます。
「あ!このへんが400だね」ってところです。
試乗の感想
ほんの10分程度なので、あくまでも参考にしてください。
比較対照は、銀翼600初期型
走った瞬間
同系列のスクーターなので、乗って3秒後に違和感が無く操作できた(笑)
足つきとシート
シートのサイド方向にボリュームがあるため、足つき性は銀翼よりは、少し厳しく、身長175でもべったりといかない。
しかし、車体を支えて移動するには十分。
好感が持てたのは、シートとステップの高さが大きいこと。
銀翼より高く、違和感無く座れる。太ももがまっすぐになり、アップライトに座りやすい。
シートのフィット感も違和感無し。
乗り心地
多少ゴツゴツしている。足を固めたクルマのような乗り心地で跳ねる。
小さい段差が続くとちょっと辛いかもしれない。
エンジンユニット式の限界なのか、高速重視のサス設定の為なのかは、素人には判断不能。
銀翼は、いいように書くとしなやかと言える。 乗り心地は銀翼のほうがいい。
エンジンパワー
トルクで走る。
エンジンブレーキは少なめ。ほとんど利かない。マジェの初期型を思い出した。
エンジンブレーキが利きにくいほうが、燃費が伸びるし、速度調整がしやすい。個人的には、こっちのほうが好き。
実用面でのパワーは、十分。どのようなシチュエーションでも、クルマに十分ついていける。
ただし、TMAXの駆動改造車、銀翼海外仕様のような、80キロのクルマをブチ抜くような横暴ができるほどのパワーはない。そういう破壊的な走りを求めている人は、素直に大きいのを購入したほうがいい。
流して走るツーリングには十二分なパワーがある。 それほどストレスは無かった。交通安全系のツアラーにオススメ。燃費も22以上とのこと。
ブレーキパワー
ソコソコリニアに利く
まとめ
暴力的な走りを求めず、マッタリ余裕のあるツーリングをするなら、オススメ。
一般的なクルマの流れに余裕で乗れる動力性能がある。 しかし、力でねじ伏せるほどのパワーはない。
軽くて取り回しがしやすく、燃費が良い。便利装備が充実している。
ツーリングの足としての総合評価では、高級巨大バイクに勝てるかもしれない。
デザインが自然で好感が持てる
元マジェオーナーなので、評価甘め(笑)