馬路温泉 2001.08.

高知県安芸市の奥にある
マピオンではココ

・これまでのあらすじ
馬路村のポン酢はご存知だろうか?
結構おいしいが、異様に高いポン酢である。
ツーリングマップを眺めると、そこには温泉も存在する。
ならば、行ってみることになった

と、いきさつでは言っているが、行くことを決定したのは、当日の朝4時
先日、早い時間にお酒を飲んで寝た為、早く目がさめたのである
天気予報は曇りのち晴れ。一応、カッパを入れる。
ちょっと肌寒いので、冬用上着を持っていく。
そして、布製のクーラーボックスに保冷材を積めて、積んで行く。ほぼ一日冷気が保たれるので、どこでも冷たい飲み物が飲める。 最近、お気に入りのツーリングアイテムだ。

 


宇高国道フェリーの甲板
まあ、この時間に観光客なんていない。
朝は、気持ちが良いものである



船内からの瀬戸内の海
このときは、良い天気を予感させたのだが・・・ 時々雨に降られた


船代は、往復2800円ほどだ。橋と比べるとお手軽な値段だ。
橋の高額な料金は、なんとかならないものだろうか?
橋なんて国の財産なのだから、自動車ユーザーから吸い上げている税金でバーンとつくって無料にすれば良いのになぁ・・

港についたときには、乗船を開始していた。前回は、もたもたしていて乗り過ごしたが、今回は要領よく往復キップを購入。待ち時間無しで乗船。
やはり、眠たくなり熟睡。船員さんに起こされて急いで下船する。

 


かなり細い国道193号線 一応全舗装である


今回は、193号線を攻略することにした
ゴロ合せでイッキュウサン。四国を縦に割っている道は少ない。
多少、道が曲がっているが、まあ大丈夫だろう
昔、徒歩で使われていた道のようだ


193号線奥深く、こんなところで止まったらどうしようかと思う。
車の交通は、ほとんど無い。まれに、道幅いっぱいの大型車がきてヒヤリとした。



たまに、砂が浮いていたり、岩が落ちていたり、こけが生えていたりするので、運転は慎重になる。
いろいろと試しながら走行できるし、なにより命がけで本気でコントロールする必要があるので、車体が体になじんで楽しい。曲がり初めの手の力を少し抜けるようになった。 向きの変化が早くなる。調子に乗っているとコケそうになった。バイクは奥が深い。

 

スーパー林道への入り口。すっごく行きたいが、流石に銀翼では無理・・・。
オフ車で来てみたいなぁ・・。



山奥にこんな滝もある。画像では伝わりにくいが、水が透明だ。
193号線はなんとか制覇したが、とても疲れた。
高松から室戸岬まで4時間かかる.距離は220キロ。
燃費は21であった


コミュニティセンター馬路

ようやく目的地に到着。午後の3時である。風呂に入って岡山に帰ることを考えるとかなり憂鬱である。
ちなみに入浴は420円。スタッフがちゃんと対応してくれたので、ホッとする。入り口のコイがとてもいい。



見かけの設計が古い、内部も同じく。しかし、綺麗に使われている

 


大浴場であるが、まあ、中ぐらいと言ったところだ。7人ぐらいでいっぱいになる
湯質は、ぬるぬるするタイプ。温泉っぽい性質で満足。

それにしても、馬路村は筆文字が好きなようである。
町に飾られている旗のイラストやお土産など筆文字で統一されている。

 


更衣室
ちゃんと鍵付きロッカーである

 


特産品のゆずで作ったドリンク。
あっさりしてなかなかいける。
ちょっとふざけたラベルのデザインである。
うまく、イナカを演出している。なかなかやり手だ。


レストランも併設されており、800−1000円で食事が出来る
元々宿泊施設のようで、当然宿泊も出来る
いろいろ工夫した設備があるのであるが、こんなにお金が儲かっているのであろうか?不思議である。
村を流れる川には、釣り人のオッサンが沢山いて、それをヒマそうに上から眺めて話をしている地元の人々が「むやみ」にいるのが印象的だった。 あゆだと思うのだが、そんなに面白いのだろうか?
四国の川ではどこでも釣り人が立っている

帰路は高知ー高松の国道32号線を使う。渋滞しているのかと心配であったが、信号が少なく車が少ない、快適に帰る事が可能。取締りが怖いところだが、地元の人はバンバン飛ばしていく。
馬路村から約3時間。室戸で給油して無給油で岡山へ辿りつけた。距離は260キロほど。
今度からこのルートで南下しよう。193は、もうこりごりだ(笑)

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