46.四国ウドンツアーその2  後編 2003.11.22

 


ガソリン補給中の2台 予定通り、朝8時に集合
ガソリンを補給し、うどんやさんへ向かいます
果たして、今日はどうなるのか?
おやじん、Rockzさんは、胃腸は快調とのこと
健康っていいですね・・ 1.なかむら ランクA


行列である

どこにうどん屋があるんだ?と民家の間を走っていくと・・・・
不意に水色の服を着た警備員が出現する
細ーい道に誘導され、お店の前の駐車場へ
8時半で行列ができていた。
開店直前の9時ごろになると、この列は3倍以上に伸びている
あとで気が付いたが、道路に長蛇の車の列ができていた。
日曜日だからだろうか?車で食べに行く方は、8時ごろに到着している事をオススメする

 

 


小さな小屋の内部

ここの特色は、畑からねぎを自分で取ってきて、自分で刻むものであった
現在では、自分で刻むようになっている

おばちゃんにメンの玉数を言うと、どんぶりにメンを入れてくれる
あとは、机の上のネギを刻むなり、テンプラをいれるなり、卵を割って入れ、だしを入れる
出口近くのおっちゃんにお金を渡すのだ

 

 


がっついている某東京人

怪しい揚げ物の正体だが、ちくわである
通常のちくわは、内径が10mmだが、これは20mm以上もある
排気効率がいいちくわである

ダシがほとんど透明なので、味がついているのか心配であった。
が、心配無用。絶妙な味わいでおいしく食べることができた

普通の人なら大満足なのだが、うどんツーリング団の評価は厳しく、ランクAとなった。
個人的には、ちょとダシがぬるすぎるのが残念。
暖かいダシより冷たいダシなら、いいかもしれない。
Rockzんは、テーブルの上のかけしょうゆを発見し、それをかけていたようだ

 

 
2.宮武うどん  ランクB



颯爽とうどん屋へ向かう、おやじん会長とRockz参謀

前回、お休みだったところである
駐車場にバイクを置いて、お店へ向かった。
果たして、どんな味なのか?


お店の前に椅子が3列ある。列ごとにお店に入れる

ここのお店は、流れが悪い
どうも、完全セルフではなく、机までうどんを持ってきてくれるからだろう。
最初に、紙切れに名前と注文する品物を書き込み、机で待つのである。

次のお店で待ち合わせしているゆきみさんに、遅れます連絡を入れる

ちなみに、現在のセルフ方式、自分で揚げ物を勝手に取る(宮武方式)、ってのがここが元祖らしいのだ

ここは、フツウのかけうどんを選択
で、お味のほうだが・・・
確かにうまいのである。しかし、麺ツーリング団の評価は厳しいBとなった。
ごくフツウのうどんでは、もう満足できないのか?
もちろん、個人的な趣味も有るだろう。
私は、余り麺が固すぎると、おいしくないと思う傾向があるようだ。
あと、フルーティなさわやかさを求めているようである。

 

3.長田うどん  ランクA


釜揚げの元祖らしい

西のわらや、東の長田 釜揚げの大御所である。




ゆきみさんと合流

 


ダシがツボで出てくる でも、なんで、電線なの??


うどん

このあたりになると、もう食べるのが苦痛である(笑)
それでも食べきれるところが怖いところである。
私は、釜揚げはあんまり好きではないようだ。

 

 

4.池上 ランクA


行列あり。でも、流れはいい

Rockz参謀がやけにこだわっていたお店。
留美子おばあちゃんに会いたい!ということで、時間的にちょいとやばかったが、麺ツーリング団の快走で間に合ったようだ。

それにしても、わかりにくい場所である。
このへんなんだけど・・・ということで、キョロキョロしていると、スーパーの脇からみょーに人がゾロゾロと出てくる
おそるおそる細い道を奥へ進むと、行列を発見!
バイクなので、ちょっとはずれの邪魔にならないところに停め、行列に加わった。

 


本当に怪しいお店が多い

 

 



半分、遊園地のアトラクションといっても過言ではない。
うどんが作り出される作業を眺めると、楽しい

かなりの年齢のおばあちゃんが現役でシャキシャキと作業している

 


店の内部

年代モノの、ワンオフの特殊装置が並ぶ。
「すげぇ」と思わずうなる。

Rockz参謀いわく、雨の日は、雨漏りしてくるそうだ。

 


昔ながらのうどん

しょうゆと卵をかけて食べるのだ
ちなみに、うどん70円。 卵30円?
うーむ、恐るべしである

お味は、谷川米穀系デス

 

うどんめぐりをして不思議なのが、どうやって儲けているのかである
どう考えても、儲からないはずなのだが・・・・

あと、 畑の肥料のにおいが時々流れてきて、困った(笑)

 

5.ゴリマルうどん ランクA

 

ちょっと休憩しようよってことで、ゴリマルさんのお店に向かった
お昼のピーク時間も過ぎているので、長居してもお邪魔にならないだろうってことである


おなじみである。

 


しっぽくうどん 600円

新たにメニューが増えていた。
ゴリマルさんのところは、セルフではなく、フツウ形式のうどん屋であるので、ちょいとお値段高め。
しかし、素材はいいものを使っているので、きっと満足していただけると思う。
ウメうどんとかオススメ。

今回は、しっぽくうどんをチョイス。
しっぽくうどんとは、野菜の煮込みにうどんを入れたものである。
ごぼうがうまい!
冬のみのメニューである

 

 


南海部品で休憩

おやじん号の無線がおかしくなってきた。
どうも、電気の使いすぎのようで、バッテリーがやばくなっているようす
ナビ+無線+グリップヒーター全開・・・そりゃ、だめだ!

ってことで、南海部品にバッテリーが売ってあるそうなので、交換することにした
雑談して休憩


6.赤坂製麺所  ランクA


怪しさ超爆裂!ラピュタのトムじいさんみたいな人もいるぞ!

Rockz参謀のチョイスは、濃い店が多い
失礼だが、本当に廃墟みたいな家でお店をやっている
はじめてきたら、「ほんまかいな」とつぶやいてしまうこと、間違いない。

せまーい駐車場にひっきりなしに車が入ってくる
バイクじゃないとやってられんなぁというのが、本音である。
我々、麺ツーリング団が来た際に、ちょうど1台分のスペースが開いていた。
そこに4台を滑り込ませた。


 

うどんが茹で上がるまで、しばらく待つ
この待ち時間は、うまいうどんを食べる儀式みたいなものである。

店内の写真はUPすると、ここへ来る人の楽しみがなくなってしまうのでは・・・と少し心配である

 


うどんのしゃしん

麺 熱い・冷たい
ダシ 煮干のカケダシ、生醤油

これの組み合わせで食する
ねぎは、はさみでチョキチョキ
モタモタしていると、おばちゃんが「しょうゆはぐるっと一回半ダヨー」と教えてくれた

文句無しにランクA

7.わら屋 ランクS


写真をとりまくる麺ツーリング団

屋島の近く、名門のわら屋へ向かった
徳島人のゆきみさんが、先導するおかげでスムーズに到着


水車なんてある

 


うどんを待ち構える3名

 

 

私とおやじんさんは、生醤油うどんをチョイス
なかなかウマイ。ガツガツと食べきった

で、Rockzさん、ゆきみさんは、釜揚げをチョイス
ダシが絶妙
私も少々味見させてもらう。絶妙な味わい。
このダシはとにかくおいしい。

観光客向け施設であるが、麺ツーリング団全員一致で文句なしにランクS認定となった
ぜひとも食していただきたいお店である。

 

8.うどん商人 つづみ屋 ランクA

前回は、うどんに疲れ、この隣の喫茶店で解散した。


生醤油うどんをチョイス
ものすごくおいしいのだが・・・

1.大根がちょっとおいしくなかった
2.レモンがイマイチ。小縣屋のスダチとしょうゆのハーモニーを味わってからでは、物足りない

ってことで、うどんの難しさを再確認することとなった
ゆきみさんいわく、小縣屋もハズレのダイコンが当たると、やはりマズイらしい。

 

うどんツーリング団、永久解散
皆さん、今までありがとう!


今回も大成功で、幕を閉じた。
遠路はるばる、おやじんさんお疲れ様でした
Rockzさん、計画ありがとうございました
ゆきみさん、お待たせして申し訳ない!

爆食(走)うどんツーリング団も今日で永久解散
みなさん、ありがとう

 

うどん特別講座

1.本命店は朝一番に並ぶべし
2.日曜日の有名店は、駐車場も少なく、混む。車で行く際は前もって覚悟すべし
3.お昼で2時間ぐらい休憩すると、だいぶ楽になる。
4.個人的には3-4件でいろんなテンプラなどを入れるのが良いかと思う。

オススメの本

四国旅マガジン GAJA(ガジャ) No.18 これぞ決定保存版!!!讃岐うどんベスト100
SPC出版  ISBN4-89983-079-3 648円

ちなみに、今回の計画立案で用いられたのは、Rockzさんの恐るべき讃岐うどん全国制覇の本である

私が付け焼刃に用いた本は、GAJAである。1店1店が濃く書き込まれているので、素人にオススメである。
内容の濃さの秘密は、JR四国がサポートしているからだとおもう。
この号以外も、四国観光名所の濃い記事が記載されている。記事を書いた人の頭文字が文末に書いてあるし、気合が入っている。
四国へ行く前にぜひ立ち読みしてみて欲しい。ほとんど売ってないと思いますけどね


おわり