45.四国うどんツアーその2 前編 2003.11.22


これまでのあらすじ

前回、おやじんさん、Rockzさんがうどんを食べに来られた。
で、この3連休にまた来る!
Rockzさんから、詳細なデーターが送られてきた。

うどんを食べにいくことになりました。

麺ツーリング団員の紹介

おやじんさん(関東人)
ハイテクカーナビ装備のすかぶーに乗っている。
カットビで、心が太っ腹である。サクッと四国にやってくる

Rockzさん(関西人)

T−MAXに乗っている。企画系である。
一番うどんに詳しい

さかな(四国人)
銀翼に乗っている。テキトウな人。
四国に住んでいるが、うどんに詳しくない
ゆきみさん(徳島人)
四国地元の人。
さかなよりは、うどんに詳しい。

独断と偏見のランク分けの内容
Sランク
 特上。 思わず「うまい!」とうなり、言葉少なく一気に食べれる。また行きたくなるお店
Aランク 上。   一度は食べてみて損はないおいしさ。一般人ならとてもおいしく感じる。
Bランク 並。  少々癖がある。マニア向け。四国以外での普通のうどん屋よりは、格段にうまいぞ!

 

 

 

11月21日 夕方

さかなの携帯が鳴った


おやじんさん 「今、津田の何とかってPA(津田の松原)にいるんだけど、今晩ご飯でもどう?」
さかな 「いいですねー、じゃあホテルについたら連絡ください」


ホテルに行くと、おやじん号がいた
関東から四国まで700キロ以上、8時間ぐらいである

 


テキトウに近所の居酒屋に入る
妙にうるさいテレビの音量を下げ、晩御飯を食べ、雑談をする
明日の集合場所の打ちあわせをする。

おやじんさん 「国道沿いにスカイラークがあるから、8時にそこで」
さかな 「うーん、そんなのありましたかねぇ?」
頼りにならない地元人である。

明日、飲む場所よろしくね、とのこと
1つ良い店があるのだが、記憶があいまい。


ポリサンに原付が捕獲されているの図

少ない記憶を頼りに、ウロウロと探し回った。
だめだ・・・見つからない。
暖簾をたたんでいるので、わからない。もしかしたら、つぶれたのかもなぁ・・・
困った困った

 

11月22日土曜日 朝8時

 


待ち合わせ場所にて

朝早く出発し、スカイラークを探す
やっぱりない。ガストのことではないのだろうか??
バラバラになりそうな予感がしたので、おやじんのホテルへ行き、おやじんを捕まえた。
「スカイラークがあった場所」でRockzさんを待つことにした。

 


Rockzさん、無線セッティング中

無事Rockzさんと合流できた
早速、出発することにする

 

1. 山越うどん店 ランクA



山越うどん店

8時過ぎに到着すると、すでに開いていた

 


威勢のいい職人たち。すがすがしい。




卵をかけた、カマタマ
薄あじ、濃い、しょうゆをかけて出来上がり
家族連れも多いが、カップルも結構多いゾ。
オッサン3人組なんて、いない(笑)

うどんは、さすがにウマかった ランクA。
普通の人なら、まず大満足である
特に明るく働いている店員さんが、暗く働いているサラリーマンの目には気持ちよく映るはずだ。

Sでない理由は、終盤がちょっぴりおいしくないこと
比較対照は、 谷川米穀店である。
谷川米穀店は、小さなお茶碗に少し入れてくれる。だから、冷める前に食べきれるのである。



軒先で食べます

 


右側がお土産屋さんになっていますヨ


2.田村うどん ランクA


9時前ぐらい?に到着


白いプレハブがうどん屋さんである


内部


あげさんをチョイス

ランクはA?
メンにコシがある。ダシは、不思議なまろやかさがあるゾ
素朴なおじさんがいい感じである

 

3.増井米穀店 ランクB


マニア向けのBランクである
やっているのかやっていないのか躊躇していると・・・
Rockzさんが、ドアを開けて店の人に聞いてみた。
どうやら、準備中だったようだが、もうすぐとのことで、店に入れてくれた


製麺所で食べる。マニアにはたまらないだろう



アゲさんをチョイス


近くにはのどかな川が流れる。
四国じゃあたりまえなんだけど、ほかじゃない風景デスネ

 

4.中北  ランクB

ランクB マニア向け
かなり難易度が高い場所にある。細い路地のため、でかい車の人はやめといたほうが良いだろう



ここでのオススメは、イワシてんぷら
うどんは、フツウだったが、イワシが極上
臭みがまったくない。ポン酢をかけて食べた

ここで大事件
Rockzさんののどに骨が突き刺さったようだ
彼は、その後この骨に悩まされつづけるのである。

さかなはもう食べれないので、ファミレスで1時間以上休憩する

 

5.馬淵(マブチ)うどん店 お休み

前回に引き続き、またしても臨時休業
どうも、連休の時は休む傾向があるようだ

 

 


天気は、極上であった!

 

6.小縣屋(オガタヤ)  ランクS

もう食えねぇ・・・とウダウダいいながらやって来た



ここでは、大きな大根をゴリゴリ削って待つ


メンとスダチ


食べるぞー

ここは、Sランクに認定!
スダチとしょうゆ、そして大根が、混ざり合って、フルーティーでさわやかな味を描く。
少々細くやわらかめの麺、舌で押さえるとプツッと切れる。
この両者が合わさり、一気に流し込める。
団員の口々から「ウマイ!」の言葉が連発した
機会があれば、ぜひ食べてみてください

 

ちょっと観光  屋島へ・・


屋島寺

Rockzさん 「屋島は、どんなところですか?」
ってことなので、高松の数少ない観光名所である、屋島に行ってみることにした。

 


頂上の展望台

いい天気も手伝って、絶景である。



写真を頼まれたROCKZさん

いい人系のRockzさんは、写真を頼まれて撮影する



売店で売っているイイダコを食べる二人
絶賛

ちなみに、私は、そんなには・・・ってところであった


7.松屋製麺所 ランクA


どうも、遠征のお二人は、こういった裏側の製麺所系のお店がお好きなようである
ちなみに、自分の家から歩いて来れる場所だったりする

 


残念ながらテンプラは売り切れ
ここは、細めんとフトメンを選べる
これも、夕方なので、細メンしかなかった
ゆでるお兄ちゃんは、明るい人である。

テンカスが絶妙にうまい。たくさん追加してしまった。
ランクAとしたい。

 

うどん会議

Rockzさん、おやじんさん、今日は四国にお泊りである。
お泊りとあれば・・・やはり飲み会である

で、今回、四国ならではの「飲んでからうどん」をぜひ体験していただきたかった。
私が知っていてオススメなのが、鶴丸うどん。
しかし・・・その前に、客人を満足させるような、いい飲み屋さんのストックが無い。
ううむ、やはり、時々飲みに出かける必要があるよなぁ・・・と深く反省なのである。
お客人のお二人には、大変申し訳ない。
で、まあ、何とかなるやってことで、とりあえずホテルから鶴丸へタクシーで向かったのである


海の里 漁

鶴丸は、夜8時より開店。Rockzさん情報によると、それより遅く開く場合が多いらしい。
で、いまは6時過ぎ・・・

おやじんさんのご希望は、海の幸と日本酒がいいなぁとのこと。
一つ目の交差点で目に入ったのが、このお店「漁」である


6時過ぎなのでわれわれだけである。
やけにハキハキとした板前のお兄ちゃんと雑談しつつ、注文していく


まずはビールで乾杯をし、今日のうどんツーリングの大成功を祝う。
つけだしのおでんを食べる。おいしい。


うーむ、値段表が無いじゃないの・・・
私も少々お店を回ったことがあるので、ここは高そうだなと直観
しかし、おやじんは、大満足のご様子。



アジだったかな?

アジのお刺身を頼むと、水槽で元気に泳いでいる奴をとっ捕まえて、さばいてくれた。
やっぱり日本酒でしょってことで、日本酒を聞くと・・・久保田のナントカしか置いていないらしい
うーむ、せめて辛口、フツウの二種類はおいてほしいかなぁ・・
竹の筒に入ってきた久保田は美味であった
ウニナスは、超絶に美味
刺身セットには、シャコの刺身やおいしい貝も・・・。

お値段はご想像にお任せして・・・。
おやじんもROCKZさんも、いいもんには金を出すってタイプなので(私の予想ですけど)、ご満足していただけたようでいい宴会となった。私もいい経験となった。

ただ、残念なのが、店長が出勤してくると、いい感じの兄ちゃんが引っ込められた。その店長は横暴な奴で、あんまり印象がよくなかった。このお店は、早い時間に行くのが吉としておきましょう。

 

で・・・予定どおり、鶴丸へ向かう

 

8、鶴丸うどん ランクS


わかりにくいけど、お客でいっぱいである

早速つる丸へ向かう。
そこには、長蛇の列が有った。 並んでしばらく待つが、動く気配が無い。
酒を飲んでいて陽気なのか、前のグループと雑談
Rockzさんがこの店は定時で開きませんよと、イロイロ詳しく話していた。
どうも、四国へ出張してきた、西宮の人々のようである。世界は狭い。
社員旅行なのだろうか?みんな楽しそうで、ちょっぴりいい感じであった



雑談しているので、待ち時間も楽しい

早速食べてみる・・・・
おいしかった。
食べ物とはすばらしい。
おやじんさん、Rockzさんも大満足のご様子、ここをオススメしていた私としては、うれしかった

これにて今日は解散。

 

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