31.放浪 > 第1回 山陰遠征 2003.07.12-13
あらすじ
金曜夜・・・・
今週も雨の予報を知った男は、酒を飲んで寝る
翌日、目を覚ますと結構晴れている。いけるんじゃないの?
ってことで、無謀にも出発したのであった。
宇高国道フェリーに乗る
何年か後、昔、ココにはフェリーが有ってなぁ・・・よくバイクで利用したものじゃった・・・
と語るときがくるのであろうか?
しょっちゅう使っている。
片道1300円(ローソンのロッピー割引)微妙な価格だ。
車だとまず使わないだろう。
もう少し高ければ、125ccを購入して利用しているかな・・・
船の中での時間の使い方
寝るか、テレビを見るか、本をよむ
テキトーに古本屋で購入していた本をバイクに突っ込んでおくのだ。
久しぶりにSFを読み、面白さに感動する
はじめてアルバイトをしたとき、新刊が毎日買えると喜んだほど、本が好きなときがあった
知っている岡山の道を走る。
なーんだ、晴れてるジャン。
ちょっと降るだけでも、80%とか、天気予報は表記する。
今回もその類だろうと、思っていた。
後々、痛い目に遭うのだが・・・
旭川ダム。
連日の雨で、ダムは全開放流。
旭川沿いの道は、私のお気に入りの道の一つ。
この道は、深夜、早朝、むやみに走った。
新見市の満奇洞 マピオンでの位置
ヒマなので立ち寄ってみた
はぁ・・・ただの洞窟で1000円?
まあ、ひまなんで入ってみた。
こういう事しているから、ビンボーなんだろうな
自動券売機で購入
入り口前の、昔は美人だったような雰囲気のする、少し暗くて愛想の悪いお姉さんに券を渡し、入場した
はぁ・・・ってかんじの洞窟である
中に入ると涼しい・・いや寒い。
中腰で歩くような狭い入り口が多い
D&D、WIZ、RPG系、ダンジョンな人なら、喜ばれるだろう。
詳細説明は、書かないが(笑)
そういうファンタジー系に頭が行っている人は、洞窟を楽しめると思う
それにしても、外は30度のムシムシなのに、内部は寒いほど涼しい
何かわからんけど、むやみに名前を付けている
ナイヤガラとか・・・
配線。
木の通路が作られている。
入場料が高いだけあり、お金がかかっている面が見受けられた
ちなみに、非常用電源らしきものも有った。
ここで停電したら、マジでやばいと思う。
夢の宮殿・・・・
妄想に近い幻想的なネーミングだ。
おねえちゃんも豪華な料理も無いぞ(笑)
まあ、1000円の価値はあり。
ってことで、深夜になった。
ホテルがナントカ取れた。
取れなかったら、日帰りで買える予定だった
ユニバーサルホテル松江
一泊3000円以内
一つの部屋が二つに分かれている
E(エコロジー)なビデオも見れるが、お隣と音が筒抜けなので、見れません(笑)
最上階に共同風呂あり。
その風呂の変なラウンジ
怪しい・・・
中学生?のテニス部?がやかましかった。
ガキはうるさい。
翌日、大雨・・・・
帰らないといけない。
バイクで走っている奴なんて、誰もいない(笑)
出雲大社へ向かう
でかい・・・・
奥。
きれいに規則的にととのえられている。
長い年月、毎日毎日、整えられているのだろう。
私たちの知らない世界がここにあるんだろうなぁ・・・
太鼓をたたいている人の靴
太鼓をたたいてなにやらお祈りをしてあった(専門用語は知らん)
じっと、後ろから眺める
広い舞台で行われるそれは、信心の無い私でも、神聖で御利益がありそうに感じた
巫女さんだ! !
いいねぇ ・・・巫女さん(笑)
黒い大理石
きれいである。
芸術とは、金が回るところに現れると思う。
奇麗事ナシで、美しいものの発生する場所は、何らかの金の波が舞うところにあるのだ。
金の流れが起きないと何も発生しない。
金の綺麗、汚いは関係ナシ。
一日中雨の中を走り、やっと四国行きのフェリーへ。
放浪の旅は終わった。
久しぶりに知らない道を走れたのは、うれしかった。
今回走った道を再び走れるときは来るのだろうか?
人生50%過ぎると、考え方が寂しくなる。
おわり