29.放浪 > 岡山のヤマハ試乗展示会 2003.05.11

 


ほんの少し期待していたが、土砂降りの朝であった

 


会場へ向かう
笠岡ふれあい飛行場。
はっきり言って、この地域は、かなり田舎である(笑)
北海道を思い出したほど、広大な土地が広がる。

やっと見つけた看板がこれである。
こんな場所が存在するなんて、びっくりである。


数キロ先に公衆電話があったので、この中で休憩した(笑)
なにしろ、本当になーんにもないので、雨露をしのげる場所がないのである。
KEN氏にTELしてみる。来ているそうである(笑)

 


会場でKEN氏、タンスキ氏、ベテランバイク乗りのお二人にお会いできました
KEN氏は、昼からお仕事。タンスキ氏は、大阪を早朝に出発しての参加。
気合が違います。



受付開始です

 


ヤマハの試乗会のシステムは、良かった。

1.誓約書を提出して、記載している免許番号をを確認する。
ホンダはコピーを取っていたが、ヤマハは人間が住所と免許番号を確認

2.確認できた人には、下の腕輪をくれる。
試しに引っ付けて見ると・・やけに外れない。あせって苦労する。
どうやら、一度取り付けると破らないと取れないようになっている(ビニール製)
この方法だと、ホンダのように何回も誓約書を書かなくても良い。



腕輪
腕にはまらないので、服に付けた。


試乗券

3.車種の窓口で乗りたい車種を告げると、券をくれる
時間ごとに整理されている。
一回乗り終わると、またもらえる。

ちなみに、予約している人は、あらかじめこのようなものをもらえるようである。
主催側も一覧表を張って、何時に誰が乗るかすでに書いてあった。

4.試乗場所で券を渡して、呼ばれるのを待つ


以上説明おわり。

ホンダさんは、次回はこのようにすること(笑)
何より、無駄な待ち時間が無いのが良い。
空いている時間にウロウロできるので、ストレスがたまらない

小言だが、
会場の全体の流れを説明する看板を入り口に1枚立てるべきじゃないかなぁ・・
何処行ったらいいかわからん人が、結構ウロウロしていた。
なんとなくわかるのであるが・・
込んでいる時は、大パニックだろうな。

まあ、雨なんでガンガン乗れました。
簡単に試乗記を書きましょう

 

 


DS11
1100ccのアメリカンである
気になっていたバイクの一つである。
マジェ、アメリカン、スクーターの低速マシン類は、公道を走らせてくれた

まず、エンストテストを数回する。
フロントブレーキを握ったままゆっくりクラッチをつなぐ。これで、どんな感じでエンストするか、感じをつかむのである。

「なんじゃこりゃ?」

全くトルクが無いのである。
すぐにストンと落ちる。
1100ccも有るのだから、クラッチつなぐだけで走れるようなトルクかと予想していたし、期待していた。それが、ほとんど無い。400のシャドウのほうがまだ有ったぞ・・・
走ってみても極低速トルクが無い為、アメリカンの味わいである妙にハイギヤで走る感覚が味わえない。(この味わいは、わたしがかってに考えているイメージ)
ぶん回すと確かに良い加速をする。足も良く動く感じがする。走りアメリカンなのかも?

低速トルクが無いのは、致命的であった。イチイチ、アクセルふかしながら、半クラ、リヤブレーキなんか、250ccでもあるまいし、大排気量でやりたくない・・・
ってことで、軟派な人間の候補から消えたのであった(笑)

わたしの認識がおかしいかと思ったら、KEN氏も同様の感想だった。
ただ、4気筒が単気筒、2気筒に比べトルクが少ないと言われていたのは、昔の話?
実際には4気筒のほうが断然粘るそうである。



XJR1300
目的その2である。
ヤマハは、海外車種も試乗させてくれるので、うれしい。
たしか、メーカーが海外車種をサポートしていたはず。

写真は03モデル。
後ろのXJRの兄ちゃんは、インストラクター。
片手でフルロックでクルクルまわるは、簡単に完全に数秒間停止するわで、メチャウマであった。あれだけ乗れれば、きもちいいだろうなぁ・・。

話がそれた。
わたしは、あんまり興味が無かったので、改善前の02モデルのみ試乗。

うわさに聞いていたが、すげぇギクシャクする
簡単に説明すると、チェーンがすごく緩んでますヨ。って状態。
シャフトドライブでメンテフリーなのはいいけど、チェーンが緩んでいるようなフィーリングなら、チェーンのほうががいいと思った。(笑)
ただ、両方乗り比べたお二人のお話では、03では改善されてマダマシらしい。低速パワーが増強されて、ハンドリングが軽くなっているそうである。
パンヨーロピアンは、「全く」ガタガタいわなかった・・・。ドービルは、どうなんでしょ?

防風効果よし

ウィンドプロテクションは、かなり良かった。
完全にふさいでしまうのではなく、きれいに均等に流す感じ。
少し欲しくなった(笑)

パニアケース
日本の道路事情では、ちょっと大きすぎる
車体一体のパンのほうが、幅が狭いし、デザインも一体なので好きかな・・
フロント周りは、FJRがすっきりして良い。

液晶の是非
他の車種でもそうだけど・・・
液晶は視認性が悪い。やっぱり、針のほうがわかりやすいと感じた。
慣れたら、体で速度がわかるので、問題ないけど・・・。

パニアなし前提なら、幅も狭いので、いいバイクかも。
布製のツーリングバックがありますからね。



こんな感じです。
みなさん、妙にぶっ飛ばします。味わいなんて関係ないのか?
晴れていたら、スラロームもあったのですが・・・。残念。

 


TDM800

軽さ、燃料タンク、ポジションが気に入っているマシンです。

エンジンが気持ち良い。
パラツインなのに、意外に鼓動感があり、味わいがありました。
これは意外。
今日乗った中で、一番気持ち良いエンジンでした。

小さいカウルなので、高速は100キロ巡航?

それと、実際の重量より重たく感じます。銀翼より軽いはずなんですけど。
重心のせいでしょうね。

 


一応、T−MAXも。改めて乗ってみました
青色カッコイイ!

ブレーキかっちり
ブレーキが凄くかっちりしてます!
でも、わたしの腕では、雨の日には、銀翼の方が簡単に安全に速度を落とせます。
慣れのせいもあるかもしれません。いや、退化かな?(笑)
銀翼の連動も悪くないもんだと、改めて見直しました。
わたしは、ぬるくても銀翼の連動をえらびます

うーむ、やっぱり国内仕様
国内仕様なんでしょうか?トルクが物足りません。
ワイズキヤから、駆動系を高回転仕様にするキットが販売されているようですね・・・



総括
DS11が候補から消えた
TDMのパラツインが、意外と良かった

帰り道、銀翼に乗る
簡単に速度が出せて、止まれて、荷物が載る・・・
なかなか良く出来てるなぁ・・・。


高級な加速が欲しいので
4気筒スクーターとか、出ませんかねぇ。


記念カンコーヒー 無料ミスドを頂く。
今日のミスドは、なぜかおいしかった。なぜ?(笑)

 

 




きざみぶっかけ 温
冷がオススメだったようだ

帰り道、タンスキ氏と倉敷のぶっかけうどんを食す。
イロイロバイク談義をしてお別れしました.

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