29.HUD方式ナビモニター 2004.12.1 どばさん
私が使用しているナビは、KenwoodのHDDナビのセパレート型です。 (ナビ取付カタログ:No.23)
ナビ本体はメットイントランクの中に設置しており、振動面では一番良い場所 なのでしょうか、フリーズした事はありません。 モニターは左チケットボックス内に収納し、使用時にはガチャガチャと
チケットボックス上に設置できる様に金具を作成しました。 このモニターはタッチパネル式で、左手をグリップから下ろした位置にありますので操作性も良く、直射光も左手やグリップ、ハンドルカバーが遮蔽して、日中も見やすい場所でした。
かなり満足していましたが、モニターへの視線移動が大きい事は否めません。 そこで、ベストの位置へのモニター設置を考えましたが、皆さまも 苦労されている様に、なかなか一筋縄ではいきませんでした。
12V駆動の液晶モニターを自作のケースで囲い、簡易的ではありますが 防水加工を施しました。 直射光による画面の反射を少しでも抑えるように、パソコンモニターに
使用する反射防止フィルターを自作ケースのモニター面に使っています。 私のシルバーウイングには海外用のロングスクリーンを付けており、 しっかりしたステイがあります。
このステイを利用しても、モニター面をこちらに向けた状態では、どうしても スクリーンとの干渉と、視界を大きく遮る事もあって、良い設置スペースが 確保できません。
悩みました・・・。そこで、HUD化です。
海外仕様スクリーンのステーを使用
メインの操作は左下のタッチパネルで行います
綺麗に写ってますネ
画像の様にモニターを上向きに設置して、蝶番でハーフミラーを付けました。 このハーフミラーは、ポリカーボネート板(透明なプラスチック)に、 車の窓ガラス用のフィルムを貼り付けています。 ハーフミラーを起こし(ターゲットスコープ、オープン!)、スイッチを 入れると、波動砲・・・でなく、HUDのできあがりです。
ナビの操作は、今まで通り左チケットボックス上のパッチパネルモニターで 行います。目的地を設定した後は、ガチャガチャとチケットボックスに 格納してもイイですし。 ちなみに、ハーフミラーに反射した画像を見る様になりますので、 画像を反転表示できるモニターが必要となります。 メットイントランク内からメーター上まで、延々とビデオケーブルを 引っぱるのも結構たいへんでしたが、なかなかおもしろいモノができたと思っています。