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15.アクセルを軽くする裏技(注!元に戻すのは困難)

はじめに

銀翼に長時間(3時間ぐらい)乗っていると最初に疲れてくる場所があります。
それは、手首です。
ノーマルのグリップの返りの力がかなり強力なのです。
予想するに、アクセルワイヤー等の劣化による動作不良を考慮した、安全上の対策だと思います。

当初、タンスキ氏に教えていただいたのです。しかし、しばらくの間、改造しませんでした。
理由は、元に戻すことが困難であること、失敗しそうで不安なことです
長距離ツーリングで、肩がツったのに頭に来て、改造しました

注意点
メリット  
アクセルが軽くなる。肩がこりにくい
微妙なアクセルワークがやりやすくなる

デメリット 
返りが弱くなるので、スロットルワイヤーの老朽化で不具合が出る可能性がある
元に戻すのが困難(一度試したけど、かなり分解する必要がある)

 

 

方法


シート下のメンテカバーを外します
正規の方法は、リヤのサイドカバーを外すようです。外さなくても何とかなります。
一見取り外しの難しいヒューズボックスは、爪の間にマイナスドライバーを突っ込むと、上に抜けます。

アクセルをいじっていただくと、丸印のところで動くところがあります
当然ですが、エンジンは切ってください(笑)

 

 


拡大図 これは、改造済み

グルグル巻きのバネが見えます
未改造では、丸印のところで、引っかかっているのが見えます
この引っかかりをマイナスドライバーなどで横にずらして、外してやります(汗)
なぜか、別のところに引っかかります。
改造完了です

実は、この引っかかりの次にもう一つ引っかかりがあります。
そこに引っかかるので、外れません。
一段ずれた分、バネパワーが弱くなり、程良いアクセルの返りになります。

個人的な予想ですが、万が一に正規の引っかかりから外れた場合の予備の引っかけだと思います。
安全装置かと

VFRでも同じ構造だったとのことで、銀翼に応用されたのことです。
わかっていても、かなり勇気がいります(笑)

 

普通の人ならわかると思いますが、危険な改造です。
保証外になります。
個人の責任です。
戻せといわれても、戻せません(笑)

お悩みの方、それをご理解の上、お試し下さい

 

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